カードが集まってきたらバインダーに入れて整理しよう
NBAトレーディングカードは買い始めると楽しくなってくるもので、たくさん集まってくるとその整理に困ってきます。トレーディングカードには専用カードバインダーなども販売されています。トレーディングカードは基本的には「紙」で出来ているため、保管なども気を付けないとせっかくのお気に入りのカードが汚れたり曲がったりする可能性があります。そのためバインダーにまとめてアルバムを作ります。
今回はその整理方法と保管の仕方についてご紹介したいと思います。
集めているカードはバインダー(アルバム)、ダブりは箱へ!
STEP2のカードの集め方を紹介しましたが、それによって仕分けの仕方もいろいろと変わってくるため、整理の仕方もいろいろありますが、集めているカードはアルバムに入れておけば自分で見たいときにいつでも開いてみる事ができます。
カードポケットの種類
カードフォルダでよく使われるのが1枚で9枚のトレーディングカードを収納できる「9ポケットシート」です。上の写真のように9枚のカードが入り、裏面もそのまま見る事ができます。カードは1ポケットに1枚が原則ですが、レギュラーカードの厚さであれば3枚重ねくらいまで無理やり入れる事も可能です。
アルバム用シートにはもう1種類「両面ポケットシート」というものもあります。これは先に紹介したものと違いポケットが両面についているため、1シートに18ポケットついています。ただしこのポケットは両面にトレーディングカードを収納するため、裏面が見えなくなり表面だけを見せるような形になります。
トレーディングカードの裏面には選手のスタッツや説明文などが書かれています。裏面も見せたい場合は9ポケットシートを利用し、写真重視で見開きで選手の写真を見たい場合は収納力も2倍になりますので、両面ポケットシートをおすすめします。
バインダーの種類
9ポケットや両面ポケットのシートをまとめるバインダーにも種類がいくつかあります。現在入手できるものでおすすめは2種類あります。1つはUltra-Proの厚手のアルバムと、エポック社から発売されているトレーディングカードバインダーです。
Ultra-Proのものは厚手なため、フォルダがエポック社の物に比べて1.5倍くらいの量入れる事が出来ますが、奥行きがあるのとカードポケットの高さとほぼ同じ高さです。そしてなにより厚みのあるアルバム本体に高級感があります。
一方でエポック社のものはバインダー自体がかなり厚手の紙でできているため、UltraProの物に比べてとても軽く、9ポケットのカードフォルダが同じメーカーということもあり少し余裕がある丁度良いサイズになっています。
上の写真は2018-2019シーズンのレギュラーカードを集めた結果ですが、UltraProで4冊ほどになりました。オートグラフカードやジャージカードなど厚手の物は別のバインダーを1冊用意しているので、5冊程度になりました。
2つのバインダーを比べてわかるように大きさが異なります。またバインダーの留め具もUltraProはリングが3つですが、エポック社のものはリング4つでホールドします。そのため、エポック社のもののほうがカードポケットがしっかり支えられます。
基本的には入る量の違いが一番の違いという事になり後の部分は軽微な違いととらえてよいと思います。簡単に言えば細かくわけるならエポック社、1つのアルバムとして沢山まとめたい場合はUltraProのバインダーという事になります。
余ったカードや特別なカードの管理
カードを集めだすとなかなかほしいカードを引きあてることが出来ずに、既に持っているカードが何枚も重複してくる場合があります。それらを全てカードフォルダに入れていると同じカードばかりでアルバムとしても面白くないものになってしまいます。そのため、余ったカードなどは専用のボックスなどを用意して集めておきます。あまりにも量が増えてきた場合は選手名の頭文字などでインデックスを付けて管理すると良いでしょう。
お気に入りや特別なカードはトップローダーで管理
お気に入りや特別なカードは、カード1つ1つを分けて入れるビニール製のスリーブ(袋)に入れて保存したり、トップローダーと呼ばれるプラスティック製のケースに入れて保管、または飾ったりして楽しみます。展示専用にはスクリューダウンと呼ばれる透明で厚手の板を重ねて四隅をネジ止めできるものがあります。これらは展示用だけあってUVカットのものもあり、日光によるカードの劣化も軽減しています。
トレーディングカードの整理の仕方
NBAのチーム数は現在30チームがイースタン・ウェスタンの2カンファレンスにそれぞれ15チームずつ分かれて存在します。選手は1チームに15名程度契約しているため年間450名程度のNBA選手がいる事になります。フリーエージェントになってチームが決まっていない選手や2WAY契約、Gリーグに降格している選手、引退したレジェンド選手なども考えると600名くらい選手がカードで登場してくる可能性があります。
また人気選手や期待のルーキーなどはカードの種類も非常に多くなります。そのためアルバムの整理方法もカードの枚数が揃ってくると入れ替えなどを余儀なくされるのですが、ポケットからの出ししれはカードフォルダやカードの劣化にもつながるのであまり行いたくないものです。最初から計画的に余裕を持ったカードポケットを考えておくと良いです。
以下アルバムの編集例をご紹介します。
トレーディングカードアルバムの編集例
チームを中心に考えて編集する場合
- イースタン・ウェスタンカンファレンスで別々のアルバムを作る
- カンファレンス内のディビジョン別にアルバムを作る
- チーム別にアルバムを作る
選手を中心に考えて編集する場合
- 選手名の頭文字でまとめてA~Z順にまとめる。
- お気に入りの選手だけのアルバムを作る。
チームを中心に考えた場合、チーム別にした後は選手別に分かれます。チームでも有名な選手のカードは種類も多くなる傾向にあるため、選手だけのページができあがります。1つのカードブランドで1種類しかリリースされていない選手もいるので、必然的に有名選手や注目ルーキーのカードが多くなることも考慮して有名選手のシートには他の選手を入れないようにしておくと良いでしょう。